高橋かずひろ 栗原住みますニート

栗原に住んでます。非公認まちクリエイターです。ときどき遊びで宗教作ります。

若新雄純氏のプロジェクトに三つ参加して分かった  ゆるいリーダーシップの可能性と限界

どうも住みますニートです。

 自己紹介の時に「NEET株式会社の取締役です。」と喋ると熱心な若新信者に見られます。

 実際に超熱烈な若新信者だと自分でも思う。

 

一年と半年前ぐらいから若新雄純氏の追っかけをしてます。

それでNEET株式会社にも入りました。

若新ワールド

 

はじめにやったのがアウトロー採用

就活アウトロー採用2018

 

 これはいわゆる普通のルートから外れた人向け(悪人ではない)の就活サービスで、参加者同士は仲良くなる。しばらくたった後でLINEグループに合コンの告知を流したら女の子が一人来てくれた。

 

ちなみにその時の合コンの記事がこちら

kazushock.hatenadiary.jp

 

 

 この就活プログラム、具体的には哲学を語り合う。

 ぜんぜん具体的じゃないじゃないか!と憤る読者もいるかもしれないが実際にそうなのだから仕方がない。

 くじ引きで「愛とは何か?」「許すとは何か?」「働くとは何か?」といったお題を引いて企業の人と議論する。いきなり企業の人と喋ると緊張するんでまずは参加者同士で議論の練習をする。その前にオリンピックセンターで合宿もする。なんで参加者同士は仲良くなる。

 

 企業側は、ITと不動産系が多かった。大手の外資系もいた。中小だと外壁塗装の専門に特化した所とリサイクルに介護とプラスチック。

 

 議論が終わった後は普通の選考になる。就活武装は無防備な状態で始めるが企業の人が議論の場に入った瞬間から重武装モードになる。

 

 ここまで文章を読まれた方なら察しもつくと思うが、採用率ははっきり言って低い。

 

ディスカッション採用はしゃべっている学生の中央値よりちょい上ぐらいの意見を言ってる人がうかるんじゃないの?あれ。

 

 そんなわけで見事に全部失敗しました。アウトロー採用の担当者がもうちょっと話の分かる人だとみんなに勧めるのになあ、あと一回参加して失敗した人もまた挑戦できるようにしといた方がブラック対策にもなるからいいんじゃないかなあ、アウトロー採用で合格する人は普通の就活しても強いです。なのであんまりすごいイノベーションには見えません。でも出会った参加者は皆気合入ってたなあ。貧コンに来てくれた人もいたし縁を大事にしよう!

 

 アウトロー採用に落ちた人がたどり着く場所、そこがNEET株式会社。

 

kazushock.hatenadiary.jp

 NEET株式会社についてはもうブログで書いて書いて書きまくってるんでここでは割愛するけどアウトロー採用失敗組がNEET株式会社に流れ着く現象が起きてます。

 

 一期にどんな人が集まって立ち上げたかはあまり詳しく分かんないが二期以降はアウトロー採用失敗組が結構いた。僕もだけど。僕と一緒にアウトロー採用に参加した人もNEET株式会社二期の募集説明会に来てたし、この説はまあ間違いないであろう。実際にNEET株式会社の中でもアウトロー採用話は結構通じるから。

 

 そんなわけで今日もNEET株式会社にはくたびれた雰囲気が漂っている。やる気のある人から会社を辞めていってしまうし、若新さんも「これでまあ仕方がない。」といった調子。若新さんは一期の時代に散々苦労されたことは理解できるがNEET株式会社の組織の長を名乗っている以上、取締役のことNEET株式会社のことを信じていただきたいものである。掃き溜めに鶴はきてくれない。もちろん個人的に優秀なスキルを持っている人はいる。でも全体的な雰囲気はモノ悲しい。

 NEET株式会社の人は何が悪くてそうなってしまったのか?と初めて会った人に聞かれることも多いが、運と人間関係の二つに尽きる。正直に言って個人的な性格とか能力とかはみんな普通に持っている。NEET株式会社に参加する時点で印鑑登録したり株買ったりと結構めんどくさいことみんなやってるし良くも悪くもみんな普通の人たちだ。※もっといい意味で変な人にならないとNEET株式会社を名乗る意味がないと僕は思うのだが、、、

https://www.instagram.com/p/BZcigcHgLgK/

 

 

 

そしてNEET株式会社と並行して始めているのが栗原まちクリエイター

machicreator.jp

 

ここは栗原市吉本興業と若新雄純のコラボ(ホントにうまくいくのか?)で人口7万人で若者の流出が止まらない栗原市にジャンルを問わずクリエーターを招いて町を盛り上げてもらうもので、僕も参加して栗原住みますニートをやってるわけだけど新しい発見がいろいろあった。

 

発見その1 

ブログやってると貴重がられる

ブログを書いてくれる人があんまりいない+「栗原まちクリエイター」で検索すると結構上の方に上がってくる。責任重大だ。ブログのコツも聞かれた。僕が聞きたいぐらいだ。そういうわけで「栗原まちクリエイター」でググった時に一番上に上がってくるブログを目指します。ブログ見てるよ。って言われるとモチベーションが上がる。

 

発見その2

土日のイベント率が多い

栗原に行く前は「何にもなくて退屈だったら嫌だな。」って思っていたけど少なくとも土日は退屈しない。住み始めてから裏のお寺で晋山式があったり

 

kazushock.hatenadiary.jp

 

お祭りに参加しておみこしを担いで、一週間後にまた別の神社のお祭りで演芸大会に出て喋ったり、

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栗原まちクリエイターも新聞を発行して頑張ってます。

https://www.instagram.com/p/Bo1Ci_GFfKr/

まちクリエーターの新聞づくりのメンバーもトークショー開催してその夜、取材のために地元のスナックに飲みに行ったり、まちクリエーターのイベントも結構あります。

https://www.instagram.com/p/Bp6oukthVJT/

寺でハンドパンしたり住居であるピンク基地でアートイベントしたりイベント中心で動いてます。イベントと言っても田舎でやるイベントでしかも市の事業でもあるんであんまりとんがったことはやりにくいです。(でもいつかやりたい)それでもみんなにウケる系のオールラウンダーなイベントを数こなしてそこから自分に合ったスタイルを見つけていく感じのイベンター養成所なんか向いてそう。

 それにしても地元にいいイベントがゴロゴロ転がっているならもっとまちクリエーターも素材を生かしたイベントを企画してほしいものである。

 

発見3

 まちクリエーターと栗原の地元の人のバイオリズムが合いにくい。

 当たり前の事だがまちクリエーターには入会試験とかないからいろんな人がいる。そして短期間で結果を出さなきゃいけないんでどうしてもまちクリエーター同士でイベントを企画することが多い。

栗原市は若者の流出が大きな悩みです。」ってまちクリエーター募集のサイトにも書いてあったけど、若者はみんな悩んで苦しんで生きている。まず未来がいっぱいあるんで将来が不安になる。老後のこと考えても仕方がないと頭で理解していても「将来どうなるだろう。」と突然苦しみだす。まちクリエーターで来てくれた学生もアーティストというと自由人みたいだけど作品作りがそのまんま就活に通じる世界だから大変なんだ。みんな失敗が怖いし履歴書に空白を作るのが怖いし、なんの武器も持たぬまま就職活動するのが怖い。みんな結果を出すために必死だ。

 僕はせかせかと急いですぐ壊れるものを作るよりも時間かけてもいいからなかなか壊れない、価値の衰えない、使うほど味の出るような事をやりたい。そのために栗原に来ている。

 

 

 ここで本題に戻ろう。全体を通してみた若新さんの企画の共通点を考えると

インパクトのあるタイトルをつけるのがうまい

若新さんは企画にインパクトのあるタイトルをつけるのが本当にうまい。鯖江市役所JK課にしてもNEET株式会社にしてもアウトロー採用にしても本当に一度聴いたら忘れない破壊力を持ったネーミングで攻めている。この初めの破壊力で人を集めるのが若新さんにとっての定石かもしれない。

 

セミプロの人をまとめるのはあんまりうまくない

 一方で強烈な破壊力のあるネーミングで人を集めた後のマネジメントに関しては「う~ん」といった感じで、若新さんの仕事でうまくいっている鯖江市役所JK課とテレビ関係はセミプロ(プロだかアマだかわからん人々)がいない。JK課で一緒に仕事をするJKたちは高校生という仕事があったうえでのいわば「課外活動」としてプロジェクトに参加してるし、テレビ関係の仕事は周りの人は全員プロだから仕事はしっかりしてくれる。

問題はセミプロの多いプロジェクトだ。まず、NEET株式会社。これはニートはみんな仕事を全くやってなかったりちょっとやってたり、フリーランスでご飯を食べてたりと本当に様々。なので会社の方針でガチ議論になるとすぐけんかに発展する。もちろん大人なんで殴り合いは絶対やらないが若新会議までもつれて若新さんが仲裁に入って止めることも結構あった。

 

栗原まちクリエイターはみんなやる気はある。でもみんな駆け出しのフリーランスみたいな感じの人が多くて限られた期間で結果を出すのにみんな必死だ。みんなできることが違うのでやることがバラけがち。大人をまとめるのは本当に難しい。