8月は9日から11日までの三日間、不忍池で盆踊りをやる。一般参加者ではなく企画サイドにまわる。5月ごろから谷中研究所のつながりで日本文化発信サークル「和ノ会」に入っている。
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この団体、若者が中心になって和文化を発信していくのが使命だが、これからやることが光っている。
まず活動拠点が上野、しかも観光協会とつながりがある。
今年の3月にやった「うえの桜祭り」で日本酒を売っていた時の写真
純米吟醸酒クラスのいい日本酒を大きめのプラスチックのカップに半分を超えるぐらい注いで500円で売ってテンポよく売れていた。平成最後の花見は3月にしては寒く、お祭り2日目から谷中研究所所長のしょぼい黒幕の家から調達したIHクッキングヒーターと鍋で熱燗と温めた甘酒を作って売った。これも徳利を温めるペースが追い付かないほど売れた。
私が日本酒を売る手伝いをしていたテントのとなりのスペースでは学生団体おりがみの女子大生が和服姿で抹茶とお菓子を売っていた。大福はほんとうに柔らかくて飲めるような食感だった。実際に飲むと窒息するかもしれないので気をつけよう。
となりのテントでは東大狩人の会がジビエを焼いていた。狸のはく製とか毛皮を並べていて、いかにも狩人の家のような雰囲気を出していた。肝心のジビエは、野生動物の肉だけあって味のしっかりした歯ごたえのあるジューシーな肉だった。
和の会自体も5月に決起集会があって
出張すし職人のしもやん氏が鯛と共に登場。この日の参加者にお寿司の握り方を教えてくれた。渋谷の奥座敷のような和スペースを使ったイベントが盛り上がった勢いで、FacebookグループができてLINEグループができて、和ノ会のメンバー全体がコミュニティを形成し始めた。
さて、これからが未来の話になるのだが不忍池で盆踊りをやることになった。期間は8月9日(金)から11日(日)和の会の仕事は盆踊りを盛り上がるイベントにすること。盆踊りを盛り上がらせるためにコンサートみたいにサイリウムを売ったり、ちょっと珍しいラムネを売ったり、一応和文化発信という事で日本史展示ブースも作った。そのテントに今回私が担当するオリジナル提灯を作るワークショップがある。このほかにもお祭り会場を回るラリー企画も担当することになった。
一つお店を出すだけでも大きな進歩だけどいくつかの屋台でまとまって出店できるのは最高だ。東京五輪ボランティア学生団体おりがみとの協力関係は大事にしていきたい。和ノ会は大学生の若さをゲットするし、学生団体おりがみは社会人サークルの安定感を手に入れることができる。
お店の準備を進めていて思うのは、不忍池で実際に下見をしてみると、骨董市がいいアイデアだと思った。ちゃんとした骨董品が欲しい人はお店か骨董市に行く。では誰が買うのか観察していると、意外と外人が買っているのだ。その証拠にどのお店のおやじも英語がうまい。どこのご家庭にも一本ぐらいありそうなドライバーみたいな古道具や、内心では私も欲しいやたらと古い一億人の昭和史みたいな古雑誌を売っている骨董屋さん、がいるのを見て「和ノ会でも古本屋の屋台出したら楽しいかな」なんて考えたりもする。
あとは夏なんでお化け屋敷もやれたら絶対に盛り上がった。演出、音響、お化け役のアクターは全部そろってるんだから、今度提案しよう。
8月9日から11日は不忍池でみんな盛り上がろう!