かずひろの野望 

高橋かずひろの公式ブログです。

ニートの実践哲学 

  最近、二―株にどっぷりつかっている高橋かずひろです。

 二―株にいると経験値が入ってきます。みんなノリが良くてメンバーの一人が「これをやろう!」と言うとみんなで「私も」「俺も」と集まってくれます。ニートバーの話も初めは、誰かほかの協力者がいればラッキーぐらいの感覚でみんなに話したら思いのほか受けが良くて続々と協力者が集まってくれました。

 その辺のビジネススクールや学生団体よりは動けます。少なくとも僕のこれまで見てきたどの団体よりも動けます。

 高橋かずひろの人生が気になる方はこっちをみてね

二―株でともに動ける仲間を見つけた僕ですがもう一つ気になっていることがあります。それは

ニート株式会社にとって理想的な統治システムとは何か?

この問題です。

 

これまでの二―株では私のいない時代も含めて民主制と貴族制の時代がありました。

 

はじめに二―株が誕生した時は株主たちが一人一株づつ発言権を有する株式を保有していて民主制に近い会社の運営が行われていました。

二―株の詳しい歴史はこちらをどうぞ

entry2017.neet.co.jp

 

 当然、議会は紛糾して活動は立ち往生

事件を起こすとネットの記事になっていきWikipediaに着々とボロボロの履歴が浮かび上がる。

NEET (企業) - Wikipedia

若新さんによると初期の民主制がうまくいかなくなった原因はお金や仕事ではなく立場が原因らしい。

ニートたちが教えてくれた、「お金よりも面倒くさい」もの | プレジデントオンライン | PRESIDENT Online

 二―株に今だに倒産寸前、社内崩壊といったうわさが絶えないのもWikipediaが原因ではないだろうか、Wikipediaは信用がある。わかんないものが出てきた時とりあえずWikipediaを引く人も多い。だがWikipediaの記事のソース(元ネタ)は二次情報のみである。

 二―株で信用できる二次情報を発信できる人は若新さんだけ、後は外部メディアが作った記事という順番で信用されている。若新会長もうまくいかない時だけではなくうまくいったときもたまにはメディアの前でしゃべって記事にしていただきたいものである。

 で、解散案が出るほどの試練を乗り越え取締役の追加募集になった。

私もこの時に株を買って取締役になった。NEET株式会社は民主制から貴族制になった。株は議決権のない種類株式に変更されて会社の裏方の仕事(簿記とか法務手続きとか)は後援会という組織が行うことになった。後援会という貴族がNEET株式会社を統治することになった。株主総会は若新さん一人だけで行うことになった。この時に全員で一つにまとまる中央集権型からまとまれる人だけでまとまる個人分権型に大幅に改革が進んだ。

 私はこの判断に関して会社の安定のために必要だと株を買って取締役になりたての頃は思っていた。まず会社に存続してもらわないとやばいと思っていたからだ。

 時は過ぎ、新体制になってから三か月が過ぎた。

 取締役はどんどん動けるようになった。まだ全員というにはほど遠いが銀座の一時間百円スペースを借りるメンバーが出たり、

https://www.instagram.com/p/BdHed4tgizO/

 

ニートコインという仮想通貨のPRを担当する人も出た。

https://www.instagram.com/p/BdxO1Y9AtdS/

 

 株を買う前は社内いじめの記事を見て不安を覚えたが今(2018/1月)ではいじめも私の確認できる範囲ではほぼなく、メンバーも元気に活動している。

 

 一方の後援会の方はどうかというと社内のシステムががっちり固まってきた。基本的に後援会はニートたちにとやかく言わない。会社の中で取締役同士で何かする分においては何も言わない。ちょっと気になるのが二―株の取締役が外で活動するときに監視の目が光っている事である。事業部を起こす時はもちろんの事、会社の活動としてブログを立ち上げたり動画サイトのチャンネルを作るにも後援会の許可がいるようになった。

 

 これらの目的は悪口対策である。過去に悪口で事件を起こしてしまった苦い経験があると仕方がない気もするが

今のやり方は直接アプローチだ。悪口を外部に噴出させる穴(ブログなど)を全部ふさげば大丈夫と考えている。このやり方ではネットで垂れ流しになる悪口の数そのものは抑制できる。

 

 しかし、取締役のストレスそのものを減らすことはできない。なぜ問題になったのか根本的なところに戻って考えると、「組織が内向きになりすぎた。」これが一番大きいのではないだろうか。これは学校のいじめ職場のいじめでもいえる事だが組織が内向きになりすぎていることがいじめにつながっている。外と交流がある環境だととあまりいじめは起きないしいじめの対象になった人も外に逃げることができる。そういう意味では取締役が会社を批判する記事を書いても堂々と受け止める度量の広さが後援会には必要だ。

 

 問題は悪口ではなく悪口を書かれるとたちまちのうちにズタズタになった組織のもろさであり、今の二―株なら悪口を取締役の名のもとに書かれても笑い飛ばせると私は信じている。

 私は個人分権型は守るべきだと思っている。ただ、まとまることをあきらめる以上は悪口も統制できないと考えたほうがいい。私はこれも含めて現状の個人分権型を維持したい。

 

 これは本当に難しい問題で中央集権型の秩序を選択するとメンバー内でストレスがたまり悪口を書かれた歴史があり、個人分権型だと誰が悪口を書くか分からないからやっぱり悪口が噴出する穴をふさぎたくなる。

 

 NEET株式会社はニートの人生を現状のままでバージョンアップさせることを目的としていて組織を運営する以上絶対にぶち当たる壁である。しかし避けて通れないこの壁を後援会がどけてしまうのは私を含めたニートの成長のためにならない。もちろん壁にぶつかって壊れてしまう状態だったら壁を取り除いてあげる方が賢明な判断だ。大けがにならない範囲でニートたちに自分達を統治させてほしいものである。