かずひろの野望 

高橋かずひろの公式ブログです。

アソカルって結局何を信じるの?

「アソカルという宗教作ってます。」というと

「何をやっているんですか?」とよく聞かれる。

 

今ある教義は

万物の根源は吉野家の定期券にあり

改札の前で座禅せよ

時計を捨てろ

ぼっちを救うためにトイレにカウンターを作れ

 

正直訳が分かりません。

 

では何を信じればアソカル教徒になるのでしょうか?

 

それは「働かなくてもいい未来」を信じることです。

 

私たちはなぜ働かないといけないのでしょうか?

もちろん明日の飯もない、安全が脅かされている、目の前に困っている人がいる

こういう時は話が別です。

 

でも世のなか本当に大事な仕事だけで回っているのでしょうか?

もちろん、働いて他人を幸せにしてお金を貰っている人もいます。でも働くことによって自分自身が傷ついたり他人が傷ついたり不幸になる暮らしをしている人もいます。ブラック企業などまさにそうです。

 

私はここに経済で日本は滅ぶと預言しておきます。

少なくとも2020年から陰りが見え始めます。

オリンピックが終わり化けの皮が剥がれるからです。

 

なぜ経済で日本は滅ぶのか

経済で国を動かすという事はお金を動かさないと国が崩壊しますね。

欲求がないとお金が動きません。

 

でも人間はいくら万物の霊長だと威張ってもしょせん生き物です。欲求には限りがあります。水と食料と安全があれば本来それで十分なんです。

 

いらない欲求を引き起こさないと社会は回らないのです。

大学に行かないと不幸

30までに結婚しないと不幸

ディズニーランドにみんなと一緒に行けないと不幸

クリスマスはみんなでケーキを食べないと不幸

全部社会の力で不幸を作り出し、救済のためにお金を取るシステム

免罪符とどこが違うのでしょうか

 

最近になってこのお金が払えない人が現れ始めて「相対的貧困」なんて騒がれてますが、究極的には

いらない欲求を作り出す社会が悪い

これに尽きます。

 

どーでもいい仕事は自己増殖します。具体的にはどーでもいい仕事でくたびれたAさんがBさんとCさんを犠牲にして連絡を取り合ってさらに効率が悪くなってといった具合です。これをパーキンソンの法則と呼ぶ人もいます。

 

さらに科学が発達してあたらしい道具が開発されて行けと必要な仕事そのものの量も減っていくわけです。

 

つまり、現代社会の不幸の9割はどーでもいい仕事で生きている人が作っているのです。

この社会で幸福に生きればどうすれば良いか

 

どーでもいい仕事からなるべく遠ざかって生きる。つまり働かなくてもよい未来を信じることが大切なんです。

 

実際に新人類(AIやロボットと呼ばれる)が現れれば

アソカル教徒はつまらない労働はやめて平和に生きられるし、

経済こそ善、という古い価値観で縛られたままの人々は新人類に働かされる地獄の苦しみを味わうことになります。

 

アソカルの教義は未来において当たり前になる価値観を先取りしているのです。

吉野家の牛丼ぐらい普通にベーシックインカムで支給されて当然だし(万物の根源は吉野家の定期券にあり)

山奥で修行するよりも街中で修行したほうが生きている人を助けられる(改札の前で座禅せよ)

人生を切り売りする生き方をしていると人間は苦しむので時計はさっさと捨てろ(時計を捨てろ)

孤独者を見捨てるな(ぼっちを救うためにトイレにカウンターを作れ)

 

そして天才バカボンは働かなくてもよい未来における理想的な生き方を伝える聖典になっています。