かずひろの野望 

高橋かずひろの公式ブログです。

宮城のド田舎でひたすらぼーっとする。まちクリエイター記

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まちクリエイターに行ってきた。

 

machicreator.jp

 

舞台は宮城県栗原市

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に行く前に東京の吉本興業で説明会を受ける

 

今回の企画、吉本がディープに関わっている。

 

東京の説明会は吉本の芸人学校で開かれることになりそこに足を運ぶ。

なんと廃校を改装して作ったらしくお金らしいお金を大事なところしかかけていない。

敬服すべき商人根性

説明会で担当の二階堂さん(若新雄純を超越するインパクト、吉本住みます芸人よもっと頑張れ)に

 

栗原市

  • もとは栗原郡だったが10町村が合併して栗原市ができたこと(私の祖父は10町村のうちの一つ鶯沢出身で栗原の文化もうっすら我が家に入ってきている)

  • そのため中心地がなくてアピールポイントに欠けること

  • 基本的には何をやってくれてもいい。

  • まちクリエイターの称号に明確な基準はないが「この活動でまちクリエイター貰えますか?」という相談には応じるとのこと

  • 活動期間中はピンク色の公民館(通称ピンク基地)に寝泊りできる

 

とまとめると

栗原市は白紙のキャンバスだよ~寝るとこは提供するから頑張ってね~行政でもできることは協力するよ」

と結構ハードルの高い内容

 

あ、あとアソカルの布教はしないようにとくぎ刺されました。

アソカルとまちクリエイターの活動は別物です。

 

 

 

っとそんなこんなで実際に栗原に行ってみました。

 

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行き

お盆ラッシュの渋滞の洗礼を受けた。

仙台から栗原行のバスに乗る。

乗る時に親切にバスの人がトランクをしまってくれた。

またお盆渋滞に巻き込まれる

フラフラでくりこま高原駅に到着

降りて参加者に挨拶、世間話

「立派なカメラですね。ユーチューバーさんですか?」

「そんな感じの仕事です」

(なんか荷物が少ないな、ヤバイ、バスにトランク入れたままだ!)

役所の人に車でバスを追いかけてもらいトランクを回収

助かった。ワークショップに間に合った。

 

初日のワークショップで思ったこと。

 

俺はこれをやるんだ!!!というものを明確に持っていないと何にもできない。

建築系の大学院生が多い

服飾系の学生も多い

ユーチューバーもいた

スケボー日本一周

ハンドパン(UFOみたいな金属製の楽器、曲ごとに楽器がある)の演奏家(会社を過労で倒れて海外さまよったら)

 

で出てきたアイデア

ロケ地村を作る

寺ヒップホップ

野良着のデザイン

普通に農業

気軽に行ける共生舎※私が考えました

 

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即興で作った田舎暮らしマトリクス 

 

 

終わった後で車で名所を案内してもらう

ハスがたくさん咲いている伊豆沼に(午前中なら極楽浄土みたいなんだけどなあ)

https://www.instagram.com/p/Bmh8RKylbdI/

宮城県栗原に行って来ました!

 

マインパーク(私の祖父が語っていた鉱山の跡地、いまではみうらじゅんが喜びそうなテーマパークになっていた。滑り台とか金探しとかもできるけど通過した。)

アイス村(ここでみんなでアイスを食べる。日本酒アイスを食べたがおいしいけどあんまり酔わなかった。健全な味。)

花山湖(景色はきれいだけど残念ながらきれいに撮るテクニック不足)

https://www.instagram.com/p/Bmh8eh6l_XC/

花山湖夕陽でないのが残念

 

 

夜、BBQをした。

市役所の人が焼いてくれる。手際がすごくいい。やり慣れている。地元の人も来た。ピ

ンク基地の裏のお寺の和尚さんがドローンを持ってきて飛ばしてくれた。肉を食べなが

ら語り合う。ピンク基地で飲み直す。ハンドパンの人がせっかく楽器を持ってきてくれ

たので演奏してくれた。そして宿でも風呂を浴びてまた飲む、わしらは何をやっている

んだ?

 

二日目

酒が残っいるせいかみんなあいまいに起きる。

起きたら少し商店街を散歩する。萌えキャラを使った婚活業者が気になる。

帰ってきたら朝ご飯があってびっくり旅館の人に感謝。

米がうまい。野菜が新鮮。

 

宿を後にして今後の計画のまとめ

一泊二日なのにみんなアイデアをしっかり固めていて驚いた。

なんかこういうことをやる時だいたいカズヒロは一人になる。

 

この日の昼は喫茶店で食べた。

ハンバーグランチ懐かしい味がした。

 

 

そのあとは土と火の祭りで使う粘土づくりの現場に行った。

www.jalan.net

 

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ひたすら粘土質の土と焦げ茶色の土と藁を機械に入れる。

機械からうんこみたいに混ざった粘土が出てくる。間違って手を入れると赤い粘土が出

るので気を付けよう。

陶芸家の人もいるらしい。途中ジャズ喫茶みたいなところを通った。

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この周りに粘土をくっつけていく

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 本来一泊二日のワークショップなのでこの辺でみんな帰っていく。二階堂さんがみん

ながいるギリギリの時に昼間とは別のレコードと紅茶が特徴的な喫茶店に連れて行って

くれた。そこで話題になったのが婚活話。若い住民確保のためにも婚活は死活問題らし

い。戦略的にモテモテ講座を開いたり、合コンを企画したり血のにじむ努力。

 

 夜になったら僕以外のワークショップ参加者は帰っていった。ピンク基地に住みます

芸人の松井君と泊まる。暇だったので芸人とは何かについて話した。栗原の事をネタに

してほしいとお願いしたけど芸のスタイルが崩れるとやんわり断られてしまった。夜は

スーパーで適当に買ったものを食べた。ひっそりとした夜の街を見て思ったが結婚式場

が元気だ。

 

 

 三日目

 

 趣向を変えてサイクリングに行く。ちょっと市街地を外れると本当に何にもない。ロ

ケ地村にするにも空き家を撮影用に改装していいとかないと結構厳しそう。ところどこ

ろに「栗原は一つ合併しよう。」みたいなポスターに合併しよう。の部分だけ消してる

のを見つけると歴史を感じる。

 

 昼を食べようとしたら電子レンジの中にチンした後で放置されていた肉が現れた!!

凄まじいにおいを放つ。換気+バーベキューで使った炭で立ち向かう。この騒動で食欲

を忘れる。その後、住みますが芸人たまった洗濯物を干すためにベランダのない公民館

で悪戦苦闘する。結局入り口の支柱にロープを渡してそこに干した。入り口にパンツが

ぶら下がる奇妙な光景になった。

 

 その後、裏のお寺のおつとめに行く。お経を読む。晩御飯をごちそうになった。ビー

ルも出たのだが缶の一つがプシュッとやるギリギリで間違って落としたらプシューとビ

ールが噴出し畳とズボンとシャツにビールを飲ませてしまった。場所を変えて涼しい台

所でごちそうになった。最後に寒天まで出してくれた。寒天のあんこの袋を少し切って

お皿に絞り出そうと思ったらまた手が滑って替えのシャツとズボンにあんこをぶちまけ

そうになったが右手に軟着陸させて助かった。

 

 食後に和尚さんに温泉に連れて行って貰った。帰りにスタバをおごってもらった。ご

ちそうさまでした。

 

 

 4日目 

 この旅を思い出してこれからどうしていくかぼんやり考える。

 

 

栗原で気づいた事

 

栗原の人にとって一番需要がありそうなのが婚活。役所の人もカップル誕生に熱心

 

白紙のキャンパスの開拓に30人ぐらいメンバーを集めたのは偉大

 

ところどころに「栗原一つにまとまろう」の看板があると大合併の時代を感じる

 

サイクリングしてるとびっくりされる

 

 

お祭りもあります。 

www.jalan.net