高橋かずひろ 政治家志望 

高橋かずひろの公式ブログです。

インターネットのつながる中世

 年配の人にとって「家に初めてテレビが来た日」は大革命だったそうだ。

 もっと年上の人にとっては電気が通った日が大革命だったらしい。

 昭和を生きた日本人なら誰でも「人生がガラッと変わる大発明」に一生に一度は遭遇しているんじゃないかなあと思う。

 

 このブログを書いている私は平成生まれ平成育ちだ。「人生がガラッと変わった大発明」というものを経験していない。というより「人生がガラッと変わった」経験をしていない。さらに言うと「世の中が変わった」という実感もない。変化を感じるのはケータイが進化していくのと消費税が上がり続けることぐらい。

 

 「インターネットがあるじゃないか!」と突っ込む人もいるかもしれない。確かにインターネットは文句なしの大革命だ。それでも私の中では「世の中変わらない」という実感の方が勝ってしまう。

 調べ事が便利になった事と、何か活動するときに一緒にやりたい人と出会いやすくなったことぐらい、まあこのブログを書いたり読んだりできるのもインターネットのおかげだけど。

 

 インターネットは確かに便利だけど「インターネットは便利だから使っている」というより「使わないと情報に取り残されてしまうから仕方なく使っている」といった感じが強い。もっと言えば「インターネットを使わないといい情報や人生を変えてくれる人に出会えない」イメージ。

 

 テレビにもインターネットにも共通して言えることだけど見る目的が「楽しむために見る」から 「みんなが見ているから仕方なく見る。世の中の流れにくっついていくために見る」に変化していった。

 今ではコロナのワイドショーで大賑わいだ。ワイドショー疲れになる人がいても、パニックを煽っていると批判されても、見る人が山のようにいるからワイドショーは作られる。

 

 映画でもテレビでもインターネットでも「リアルタイムで作られたもの」ばかり見ていると「楽しい」という感覚が分からなくなる。この状態がしばらく続くと心が折れ始めるので、テレビもSNSも必要最低限を除いてなるべく見ないことにしている。

 

 私は大きくなってから、時が止まっているような常識を持って生きている。常識と言っても個人的な独断と偏見なんだけど、やっぱり時が止まっているような気がしてならない。元号は令和になっているけど、時代は平成のままだ。

 

 世の中がプラスの方向に変化したのを私は見たことがない。未来の歴史書では「インターネットが通じる暗黒時代」と言われるようになるのだろう。