
今回の話の映像はこちらからどうぞ!
https://www.youtube.com/watch?v=I9UoIgiHb_o&t=16s
今回のエピソードをLISTENで聴くにはこちらから!
LISTEN: 謎な人
どんなコミュニティにも一人はいそうな、経歴や考え方について気になってしまう「謎な人」を考察してみました。今回は、ビッグウェイブ東向島での公開ラジオ収録から、ジャンプさんとかずひろさんが「謎な人」について語り合います。
「謎な人」という言葉の基準は、人によって本当にバラバラだな、と私たちは感じています。例えば「貧乏」という言葉の使い方が、贅沢するお金がない人を指す場合もあれば、明日食べるご飯がない人を指す場合もあるように、「謎」の基準もまた様々です。
会社を辞めただけで「謎」と認定する人もいれば、会社を辞めた上でさらに収入源や生きる目的が不明な人を「謎な人」と捉える人もいます。その「謎」の基準が厳しい人もいれば、ゆるい人もいるわけです。
例えば、仕事をしてなさそうなのに時々海外に行って写真を撮っている人がいますよね。一体どうやって生計を立てているんだろう?と不思議に思うことがあります。海外旅行というと高額なイメージがありますが、タイやベトナムなど、日本よりも物価が安い国を選べば、意外と手軽に行けてしまうものなんです。私自身も、ほぼ無職の状態で数カ国を旅した経験があります。現地で仕入れをして日本で売る、といった貿易業のような形で海外と関わる人もいるので、一見謎に見えても、実はしっかりとした活動をしている場合もあるわけです。
また、収入源以上に「この人、何の目的なんだろう?」と、生きる目的や思考が読めないタイプの人も「謎な人」として挙げられます。相手の行動や考えが読めないと、何をしたら喜ぶのか、不快に感じるのかが分からず、どう接すればいいか戸惑ってしまうものです。表情が読めない人が怖く見えるのと似ているかもしれません。
私たちにとって、いわゆる「サラリーマン」もまた、ある意味で「謎な存在」だったりします。普段接する機会が少ないため、その生活や仕事の解像度が極めて低いのです。漫画の『クレヨンしんちゃん』のひろしのようなイメージしか持てなかったりして、マジョリティであるはずの「普通の人」が、私たちにとってはむしろ「謎」に映るという、なんとも不思議な感覚です。
「普通」という概念自体も、実は非常に曖昧なものです。多くの人と出会う中で、「普通」は特定のコミュニティや地域、あるいは時代の権力者や物を売りたい人によって作られているのではないか、と感じるようになりました。大学に行くのが「普通」とか、一度就職したら働き続けるのが「普通」といった価値観も、誰かが作り上げたものかもしれません。
さらに「謎」の度合いが高まると、いわゆる「宇宙人系」と呼ばれる人たちに出会うこともあります。彼らの言葉や行動は、私たちの常識では理解しがたく、まさに「何を言っているか全く分からない」状態に陥ります。以前、レプテリアンに襲われていると訴え、半日ほど手を握りながら山に消えていった人がいたのですが、その時は本当に大困惑しました。謎を極めていくと、精神世界や自然へと深く入り込み、社会から離れていくのかもしれません。
しかし、そんな「謎な人」の中にも、ホームレス小谷さんやレンタルなんもしない人さんのように、うまく「普通の人」と交流し、その謎を魅力に変えて活動を継続している人もいます。彼らは「謎」でありながらも、コミュニケーションが成立する点で、また違ったタイプの「謎な人」と言えるでしょう。
「謎な人」は、私たちの常識や価値観を揺さぶる存在です。彼らとの出会いは、自分自身の「普通」を見つめ直し、世界の多様性を知るきっかけになるのかもしれませんね。