出版社を作ろうとしてから聞かれるようになった質問
かずひろさんは本を書かないんですか?
私の自分史を読んでみたいのだと思う。素直に喜ばないといけない。私の人生をおもしろがってくれる人がいて私の自分史に期待してくれる人がいて、同人誌でもいいから書いたものを形にしておきたい気持ちもあるが、書けない理由は書く気力が出てこないことである。
純粋に昔の事を思い出すと悲しくなってくるのだ。初めはやる気十分でも、過去の事を思い出すたびに悲しい気分になる。特に今につながっていない活動の事を思い出すと「あの時に何をやっていたんだろう?」と考えて辛くて心が折れてくる。出来上がった文章は「孤独の悲惨さを語り継ぐ。」みたいな感じになってきて書くのをやめてしまう。都合の悪い部分を書くのをやめたら虫食いだらけの記録になる。
ものすごいペースで心の力を消耗する割には出来上がる文章はしょぼいので私自身の記録は書けない。
時がたち過去を思い出すのが苦で無くなれば自伝を書く日が来るかもしれないが遠い未来になりそうだ。
自伝以外の本だと今度は思想やノウハウが体系化できなくなる。生きてきた中で「これを伝えたい。」って思うような主張が全くない事もないが体系化されない。
同人誌を作って即売会に出展してみたりもしたけれど結局「好き」の気持ちも友人もほとんど増えずに疲労感が残ったことがトラウマになっている。
ちなみによく聞かれる質問ナンバー2がニー株はどんな会社でしたか?
ナンバー3がアウトロー採用はどんな感じでしたか?
なんだりかんだり過去の記録は残っている。