かずひろの野望 

高橋かずひろの公式ブログです。

たくさんやった方が効率が良い

 マルチタスクは大変そうなイメージがあるが私の場合はプロジェクトを複数同時並行で始めた方が調子が良い。ここ数年は常時三つぐらいのプロジェクトを持っている。

 

 今やっていることは、大きめのイベント一個(近日公開)と出版社の立ち上げ準備(ライターとの打ち合わせ)とエッセイ書き(私自身もライターさんの気持ちを本一冊分書いて体験したい。)

 

 常時三つぐらいのプロジェクトを用意しておく理由は一つ二つが倒れても残ったものがあれば全滅の喪失感がないからだ。

 

 一個の事をずっとやっている人はかっこいいイメージがある。ずっとやるには工夫も努力もたくさんしているなあと思う。私ははっきり言って長く続けることは苦手で何かを始めたり人が考えないことを考えるのが得意だ。

 

 とりあえずこれをやっておくか?で何かを始める。続けているといつの間にか依存してくる自分が出てくる。

 「今やめたらこの活動に書けたコストが無駄になってもったいない。我慢して続けよう。」
 こう思うようになると少々のことではやめないようになってくる。いつの間にかやめる時に一大決心してやめるようになってしまう。意思決定にたくさんの心のエネルギーを使う。そりゃそうだ。

 

 三つぐらい活動のストックを持っておけばそのうち一つがダメになっても三分の一がダメになるだけなのでダメージが少ないから気軽に決められる。うまくいかない活動から撤退したりそこから得た学びから新しい事を始めたりが気軽にできるので心の負担がぐっと減る。

 

 出版の企画作りのために本屋さんをときどきのぞいている。生き方本コーナーを見るとほとんどが女性向けだ。内容も恋愛・結婚・仕事・お金・子供と生き方に影響を与えるものを観察・分析している。

 男向けの生き方本が少ないのは私個人の偏見に過ぎないがほとんどがビジネス書に流れてしまうのではないかと思う。男の悩みはほとんど仕事で他の悩みはほとんどおまけぐらいでしかない。そんな気がする。

 例えば、仕事がうまくいけば当然お金も入るし恋愛でも有利になるし子供にもいい教育をうけさせられる。といった感じである。

 

 私もニート的生き方の新しいタイプ、ニート3.0を目指している人間で固定した仕事は持っていないが、やっている活動を有名にしたり名前を売ったり、イベントに人を呼んだり、企画して作った本を売ることが仕事であり、うまくいけばうれしいしうまくいかないと寂しい。平常心は大事だが一緒に活動してうまくいったときに喜ばない人を見ると悲しくなる。

 

 仕事とプライベートの活動の線引きをしないとすべてが仕事になってワーカホリックに近くなる時もある。だからこそやっている活動は複数確保しておいたほうがぶっ倒れる確率はぐんと下がるのである。