かずひろの野望 

高橋かずひろの公式ブログです。

熱さと満足

熱くなれない。

満足できない。

 

何というか、何かをやりたくなって行動して人間関係で苦しんでの繰り返しで生きることに疲れた。他人に振り回されて生きている。そんな気がする。

 

 最近になって漫画やアニメの世界観をおぼえるのがめんどうくさく思うようになってきた。年を取るってこんなことなのかなあとも思う。知的好奇心が無くなったというよりも、「たまにおもしろい作品もあるけど、多分基本的につまらない」という風に脳が学習してしまったらしい。感動することがほとんどない、感動がなくても人は生きていける。

 

 

 冷めているというか、パターン化するのがうまいというか、「普通のレールから外れた人生」を長いことやっていると、「普通のレールに乗っている人」からは「変わった人」扱いされてそれだけで、それから進歩していかないので付き合うだけばかばかしくなる。

 

 

 「普通のレールから外れた人生の人」同士で会話しても、悲しい事ばかりでああこれが未来の自分かと思うとただただ辛い。他人に振り回される人生。

 

 自分を変えようといろいろと動いてみる時もあるけれど、結局はだるくなって戻ってくるだけ。無性に期待感を持つこともなくなっていった。これが学習性無力感なのかなとも思う。

 

 最近の若い子が覇気がないという人もいるけれど、考えてみれば90年代後半生まれよりも後の世代は「発展」を知らないわけだから仕方がない。人生の目標は必然的に「死なない程度に生きる」になってくる。世間体を気にして生きるむなしさ。ルールを守ればルールに守られる側面もあるが、世間体を守っても世間体は君を守ってくれない。

 

 結局み~んな「孤独になるのが怖い」という基準で動いているだけ。僕もだけど。それでもテレビという名の絶対神の権威が落ちてきているから、何を信じればいいのかが不安定になって迷う人が増えた。

 

 減点方式で人生を生きているだけ。そしてどうにもならなくなった人が「人生詰んだ」宣言をしてしまうと活動量が減って、またほかのだれかが困る。