かずひろの野望 

高橋かずひろの公式ブログです。

グットニート養成講座を終えてサラリーマンやって一か月で退社して、これからドア型人材~ニート3.0~を目指そうとする話

 グットニート養成講座を無事学び終えた。

 

kazushock.hatenadiary.jp

 

 フリーランスとして生きるためのテクニック(特に人間関係の作り方)をいろいろと教えてもらえてよかった。主にモテアマス三軒茶屋というシェアハウスの住民が講師をしているが、それだけで多様な種類の人材がいるのは普通に考えてすごい。

 受講前の悩みのタネだった、

「どの場所やコミュニティに行っても持て余される。」

「何かやる時におもしろがってくれる友達がいない。」

「疲れた時に精神的に回復できる場所がない。」

みたいなことは結構な割合で解決してきた。

 

 ときどき、「グットニート養成講座はどんな人に向いていると思いますか?」って質問されることもある。

 「何かを成し遂げようといろいろと活動している(動機は正直何でもいい)けど決定打が出なくて悩んでいる人」が受講すると一番パワーアップにつながるかなと考えている。

 逆に「何か始めたいけれど何から始めればよいですか?」みたいな感じの人だと、講師陣が雲の上の人で終わってしまいそうな感じがする。

 すぐに役に立つスキルよりも、「愛される考え方」みたいな長期的に生きてくる生活の知恵みたいな内容の講義が多いので、「今すぐ豊かになりたい」みたいな感じの人だとちょっと肩透かしを食らうかもしれない。でも地味だけど人間関係作りの基礎力みたいな部分は上がった感じがある。

 

 自信がついたためかFacebookの友人が出していて求人に応募してみた。新しい事がやれそうな場所だと思い採用されれば儲けものと思って受けた。

 面接の時はときどき長考したので「また落ちたかな?」と思った。二日後に採用通知のメールが来たので驚いた。

 本当に私の事を分かってくれたのか不安な部分もあったけれど、履歴書にグットニート養成講座のことも書いたので「まあ分かってくれたのかな?」くらいの気持ちで働くことを決めた。

 

 ちなみに会社でやっていることは某大手自動車メーカーの下請けがメインで金型とかを作っている。やめないことが正義みたいな社風で「なんで私を取ったのだろう?」とすごく不思議に思った。

 転職サイトでも調べてみたが「ずっと勤めている人と新入社員の給料が同じ」とか「徹夜が多い」とかめちゃくちゃ出てきてこれはずっといる場所ではないと悟った。

 具体的にやったことは工員見習いでときどき事務みたいな感じだった。工場の中を掃除したり工作機械の中の廃液や金属の削りかすを捨てたり、会社に用意してもらった作業着も一か月ですす汚れた。ときどき工場で使う消耗品の残りを自動計算するエクセルファイルを作る作業もやった。工作機械は下手に触ると冗談抜きに指が吹っ飛ぶので本格的な研修を受けてからということだったが研修まで行く前にやめることにした。長く働いている工員の人からも「徹夜とか夜10時までの残業は結構ある。」「社長が社員のために出費するのを死ぬほど嫌がる。儲かっている時もお金を出さなかった。」といった話を聞かされた。実際にロッカーには突然やめてしまったと思われる外国人の私物がそのままになっている場所もあったし、そのロッカーのカギも古くて開け閉めに苦労した。トイレも一応流れるけれど便座が少し割れていた。作業着を洗う洗濯機が壊れた時(頻繁に洗濯するのでよく壊れる)も会社のお金で直そうとしない。社員もそれが当たり前みたいな感じだった。

  

 そんなわけで会社を辞める挨拶をメールして、心機一転まじめにグットニートを目指す。(今ここ)

 

 ニート的生き方でどんな風に発展していくか?
その発展のカギはドア型人材のように思える。

note.com

 

ドア型人材を簡単に説明すると、

組織に使ってもらうサラリーマン的生き方、、プッシュ型人材(使ってもらう)

仕事を発注してもらう指名されるフリーランス的生き方、、プル型(選んでもらう)

その人を媒介にして価値が行き交うコミュニティの長みたいな生き方、、ドア型

 

 これからは個人の時代だってことでプル型人材を目指している人は多いけど、こう言っては何だが自営業のお店に近い生き方だ。簡単に参入できそうなことは同じような人がわらわらと集まってくるし、その激戦区の中で選ばれるためにみんな必死になっている感がある。

 

 フリーランス目指そうとか小さなお店をやろうみたいな話も一時期ネットでいろいろ騒がれてたけど最近おとなしくなった。多分実情が暴露されてきた感じがする。

 

 そう考えると社交場は強いなと思う。お店だけだとお客さんとお店の一対一で終わりになってしまってお金とモノやサービスを好感しているだけの虚しい気分になることも結構多い。そこに社交場の要素が加わると商取引に人間関係がプラスされるから、「どうせ値段同じくらいのモノを買うなら友達がやっているお店から買おう」という気分になるし、社交場として大きくなるとそこに参加したり集団の中でいいヤツと思われるためにみんな何かしら持ってくるようになる。そこをうまく管理すれば気持ちの面も豊かになるなって思う。

 

 コミュニティーの長っぽい人を何人かイメージしてみる。いろんなコミュニティに所属しているからこういったイメージはすぐつかめる。その中で共通してそうなイメージを考えてみると、

シェアハウスの主催をやっている。

地域に拠点を持っている。

結構年上

謎の安心感がある

謎の人付き合いによるめんどくさい事や出費が発生してそう。

害をもたらす人を平和的に排除するような防衛の仕事が大変そう。

 

 こんな感じかな?生き方の一つだから向き不向きもあるけれどやってみたいなと思う。安心感を増やすところから始めてみるか?